お茶しよう

茶道を学ぶにはまず茶の「藝」を知り、次に「芸」より「道」を見出し、次第にその「道」でまた「芸」をたてる。茶藝を基本におき、中国の文化に触れ、自身の悟りと融合させ、それが茶道なり。

茶藝は、茶葉の品評の仕方、芸術たる道具運び、そしてお茶の入れや飲みの礼儀作法、そこに含まれた中国三千年にわたる文化の数々に触れる。

中国の茶文化の歴史は長く、奥が深い。宗教とも縁を持ち、さらに茶藝も合わせてやっとその美が窺える。

【茶藝の授業目標】
 茶と茶藝の勉強を通して、日常のお茶飲みを芸術に昇華させ、品評できるようになり、お茶のもたらす美と感性を感じる力を与える。

茶藝の勉強しつつ、中国の文化や哲学、歴史をも知り、自分の茶道をより文化的な奥深さを持たせる。

授業後一人でいいお茶を入れられ、味わう。お茶を通して内面的教養や人生の喜怒哀楽をより感受する。
 
【茶藝の勉強方法】
   実際に茶藝を用いてお茶を入れ、茶文化の知識を実際生活に結びつけ、生徒それぞれの要求に応えて授業のポイントを変えていく。

【茶藝の教育内容】
    一、茶葉の基本知識。茶葉の分類、主な名茶の品質特徴、製造工芸、及び茶葉の鑑定、貯蔵、購入などを含める。
    二、茶藝の技術。お茶入れの技巧と芸術性。中には茶藝パフォーマンスの動きや順序のポイントなども。
    三、茶藝の礼儀作法。お茶を入れる際の礼儀と作法。中には服装に着こなし、客人を送迎、コミュニケーションなどにおいての注意と作法なども。
    四、悟りの境地。「道」とは一種の修行であり、人生の道や方向であり、人生の哲学である。「道」は精神的なもの。「道」を悟るのは茶藝において一種の＊高境地と言えよう。お茶を入れる・楽しむことで日々を感じ、人生を想い、命の意義を探すことができるのだから。

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六大基本茶

十大名茶

西湖龍井

碧螺春

安渓鉄観音

福鼎白茶

雲南普洱茶の入れ方入れ方と鑑賞